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The Japan Society of Immunotherapy and Cell Therapy(J-SICT)

 

イベント案内

免疫・細胞治療セミナー2017「がん免疫と自己免疫:表裏一体~ドラッグリポジショニングを考える~」のご案内

会長挨拶

 この度、日本免疫・細胞治療学会主催「免疫・細胞治療セミナー2017」を、平成29年5月27日(土)、湯島ファーストビル4階㈱シード・プランニングのセミナールームにて開催する運びとなりました。本セミナーの会長を務めます、大阪大学大学院薬学研究科先端免疫治療学講座の岡本正人でございます。このような大役に御指名いただき大変光栄に存じます。会員の先生方には心より御礼を申し上げます。

 本学会は、平成27年度、一般社団法人イノベイティブ セルセラピー研究会から移行する形で、一般社団法人日本免疫・細胞治療学会(J-SICT: The Japan Society of Immunotherapy and Cell Therapy)として発足致しました。「免疫・細胞療法のイノベーションに貢献」し、がん免疫療法および再生・細胞治療の基礎研究と実用化を推進するために、各種医療に貢献する研究者・医療者が集う場として活動しております。そのような中、細胞・再生医療の実用化を後押しする「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」(通称:再生医療等安全性確保法)が平成26年11月から施行され、それに伴う各種整備が現在も進められています。本法人においても、細胞医療の実用化を後押しするため、「認定再生医療等委員会」を設置し、関東信越厚生局長の認定を受けております。これから細胞治療を始めようと考えておられる先生は、是非本学会事務局に御相談頂ければ幸いに存じます。

 さて、近年のがん免疫療法の進歩は目を見張るものがあり、免疫チェックポイント阻害薬の登場は、国内外のがん治療のコンセプトを大きく転換させました。しかしながら、さらなる研究の結果、チェックポイント阻害剤が決して「夢の薬」ではない事、すなわち治療効果の限界や有害事象等の問題、そして医療経済的不利益等も明らかになり、研究テーマは、免疫療法のResponder/Non-responderを選択するための「バイオマーカーの同定」と、より有効な「複合免疫療法の確立」を目指すフェーズに入ってまいりました。
一方で、がん免疫と自己免疫の関係については、古くから「がんを攻撃するために免疫を上げる」「自己免疫疾患の治療には免疫を下げる」という事で、お互いに相反する免疫反応と考えられていた両免疫反応が、実はそれほど単純なものではない事もはっきりしてまいりました。免疫バイオマーカーの探索結果から、N/L比、CRP、IL-6やIL8等が高値で、炎症反応が起こっている場合には、抗がん免疫反応は抑制されていることに関しては既に数多の報告があります。さらに、ある種の自己免疫疾患の治療薬が、抗腫瘍免疫反応を増強し、抗腫瘍効果を発現することもわかってきました。現在、自己免疫疾患に使用されている薬剤の中に、炎症反応に伴う抗腫瘍免疫抑制を解除し、複合免疫療法の重要なツールとなりうる「次世代のチェックポイント阻害剤」が存在する可能性が強く示唆されているわけです。

 本学会では毎年6月頃に学術セミナー、12月に学術総会を行っております。今年の学術セミナーでは、上記のような現状を踏まえて、「がん免疫と自己免疫:表裏一体~ドラッグリポジショニングを考える~」をテーマとさせて頂き、【特別講演】としてこの分野の権威である慶應義塾大学医学部先端医科学研究所の河上裕教授に御講演をお願い致しました。また、がん免疫療法の第一線で活躍されている御二人の先生方に【シンポジウム】をお願いし、神奈川がんセンター免疫療法科〔がんワクチンセンター〕部長の笹田哲朗先生には、リウマチ治療薬であるアクテムラのがん免疫療法への応用等について、島根大学医学部免疫学講座原田守教授にはがん免疫療法の治療効果を高めるための工夫について御講演頂きます。さらに、興味深いプロダクトレビューなども計画しており、がん免疫療法を行っていらっしゃる先生やがん免疫に御興味を持っていらっしゃる方のみならず、自己免疫を専門領域とされる先生や企業の方々にも、必ずや有意義なセミナーになるであろうラインナップを取り揃えております。

 皆様の御参加を心よりお待ち致しております。

免疫・細胞治療セミナー2017   
会長 岡本 正人   
大阪大学大学院薬学研究科先端免疫治療学講座 教授   
開催概要

免疫・細胞治療セミナー2017 がん免疫と自己免疫:表裏一体
~ドラッグリポジショニングを考える~


日  程:2017年5月27日(土)
     開場12:30, 開演13:00, 終了17:20
     ※17:30より同ビル1階(Seed Library)にて情報交換会(懇親会)を実施致します。
会  場:湯島ファーストビル4階 ㈱シード・プランニングのセミナールーム
     東京都文京区湯島三丁目19-11      (地下鉄千代田線湯島駅徒歩3分、JR御茶ノ水徒歩10分)      https://www.seedplanning.co.jp/company/access.html
参 加 費:5,000円/会員(医師・一般)  3,000円/会員(コメディカル)
     10,000円/非会員(医師・一般) 6,000円/非会員(コメディカル)
     ※一般会員年会費 5,000円
参加申込:ページ下部「参加方法」よりお申込みください
問合せ先:一般社団法人 日本免疫・細胞治療学会事務局
     株式会社シード・プランニング内
     TEL:03-3835-9211(代表) 担当:大貫(おおぬき)、小林、関原、餘家
     (よけ)

プログラム

※若干の変更の可能性がありますのでご了承ください。テーマは一部仮題です。

開会の言葉 13:00-13:10
岡本 正人(免疫・細胞治療セミナー2017会長/大阪大学大学院薬学研究科 先端免疫治療学講座 教授)
省庁挨拶 13:10-13:30
厚生労働省 医政局 研究開発振興課、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(調整中)
シンポジウム1 (講演35分+質疑10分) 13:30-14:15
演題:「がんワクチン療法におけるバイオマーカー同定とその制御」
笹田 哲朗(神奈川県立がんセンター 免疫療法科〔がんワクチンセンター〕部長)
座長:小笠原 正浩(札幌北楡病院免疫細胞療法センター センター長・内科部長)
シンポジウム2 (講演35分+質疑10分) 14:15-15:00
演題:「免疫療法の治療効果を高めるために」
原田 守(島根大学医学部 免疫学講座 教授)
座長:辻谷 俊一(鳥取大学医学部附属病院緩和ケアセンター センター長・教授)
事務局報告 15:00-15:10
休 憩 15:10-15:25
企業セッション (講演各15分+質疑10分) 15:25-16:05
演題:「シイタケ菌糸体エキスの有用性」
石川 悟(小林製薬株式会社)
演題:(調整中)
演者(調整中:バイオメディカ・ソリューション株式会社)
座長:杉山 保幸(岐阜市民病院 緩和ケアセンター 副院長・センター長))
特別講演(講演50分+質疑10分) 16:05-17:05
演題:「がん免疫と自己免疫の関係:免疫制御の意義」
河上 裕(慶應義塾大学医学部先端医科学研究所細胞情報研究部門 教授)
座長:岡本 正人(大阪大学大学院薬学研究科 先端免疫治療学講座 教授)
閉会の言葉 17:05-17:10
岡本 正人(免疫・細胞治療セミナー2017会長/大阪大学大学院薬学研究科 先端免疫治療学講座 教授)
第6回日本免疫・細胞治療学会学術総会のご案内 17:10-17:20
鈴木 弘行(福島県立医科大学 呼吸器外科学講座 教授)
懇親会 17:30~
会場:湯島ファーストビル1階 Seed Library

参加方法

貴社(団体)名、部署名、受講者名、ご住所、メールアドレス、TELをご記載の上、
以下のボタンからお申込みください。

 

過去イベント


バナースペース

一般社団法人
日本免疫・細胞治療学会

※2016年4月1日から事務局が以下に変更となりました。
〒113-0034
東京都文京区湯島3丁目19番11号 湯島ファーストビル 4F
株式会社 シード・プランニング内
TEL:03-3835-9211(代表)
FAX:03-3831-0495
Mail: info@j-sict.jp